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『たとえ妄想でも怖いよね』って話し。 おまけ

round4

『手を上げろ』と言ってオトコが近づいてくる。
わたしは『わーっ!』と叫んで逃げようとすると『ねえ、どんな感じ?』と私の妄想を断ち切るように話かけられたので『まだ始まったばっかだよ。手を上げろっ!って感じで』と答えると『手を上げろ?…動くなっ!じゃなくて?』と、またどっちでもいいような事を言うので『じゃあ動くなっ!にする』と応じると『どっちもアリか…』とブツブツつぶやき悩み始めたので私は続ける事にした。

『動くなっ!』というオトコにビビりながら助けを求めようと周りを見るが誰もいない。そしてあっという間に縛り上げられドキドキしながらオトコの動向を見ていると…そうかこのドキドキがあのドキドキとごちゃ混ぜになって親近感的なものを感じちゃうって事かとミョーに納得しながら続ける。ん?それでどうなるんだ?やっぱり強盗に来てる訳だから『お金』とか『宝石』だよね。じゃあ宝石にしようと思ったところで『どんなオトコ?』と言うのでとりあえず同じマンションの住人を想定して姿形を言うと『そろそろ二人で手を取り合って逃亡してる?』

と、かなり飛躍してるがまあいいかと『そんな感じ』と答えると『ところでナニ持ってきたの?拳銃?ナイフ?』…考えてなかったが『ナイフ。コワイよね』と続けると『ナイフ?そんなに怖い?足がすくむほど?』と問われ『確かに。私ならダッシュで逃げるかも』と言うと『じゃあやっぱり拳銃?でも日本で拳銃ってニセモノっぽくない?』と絶妙に説得力がある事を言い『アンタさ何持って来られたら足がすくむほど怖い?』と聞かれアレコレ考えたが適当な答えが出ず悩んでいると『…じゃあさ、その強盗ゴキブリをつまんで持ってきたってのは?でっかいヤツ』


『それは…最悪です』

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